堤未果から学ぶ理由

REASON

 

1980年以降、それまでの資本主義は、アメリカでさらに進化し「強欲資本主義」となりました。 
いわゆる〈今だけカネだけ自分だけ〉… 

 

堤未果さんはウォール街の米国野村證券に勤めていたので、金融の知識が普通のジャーナリストとは比べ物にならないほど豊富であるだけでなく、ウォール街の金融マンが何を考え、どのようなビジネスに投資をしようと考えているのかに精通しています。 

 

そんなアメリカ発の「マネーゲーム」が、いま自国アメリカだけでなく世界中を飲み込もうとしており、もちろん、日本もそのターゲットのひとつになっているというのです… 

 

1日で何千万、何億のお金を動かす証券会社でしたから、英語でもなんでも必ず「一次情報」で裏を取るというのはもう習慣となっているようです。 

 

また、堤未果さん自身、国連で勤めていたこともあるので、国と企業のやりとりといった実務に詳しく、『月刊アンダーワールド』を通して、これら国際機関こそが「マネーゲーム」の駆け引きの舞台になっていることがよくわかることでしょう。